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留学生の活躍がもたらした新たな風―京都の「東山堂」留学生採用事例

  • 執筆者の写真: WORK BRIDGE
    WORK BRIDGE
  • 1月8日
  • 読了時間: 5分

更新日:2月10日

 

店舗紹介: 東山堂の特徴とインバウンド需要

京都・西陣に本社を構える「東山堂」は、武道具の最大手専門店として、日本古来の武具を扱う名店です。国内外から多くの訪問客が来店し、特に海外のガイドブックでも高評価を受けている注目の店舗です。


そのため、外国人観光客対応の強化が不可欠であり、近年では留学生のアルバイト採用を開始しました。


 


 

外国人留学生採用のきっかけ

「インバウンド観光客の増加に対応するため、留学生の採用を決断


東山堂では、以前から外国人正社員を雇用していましたが、近年の外国人観光客の増加により、正社員だけでは対応しきれないという課題が浮上しました。

そこで、多言語対応が可能な留学生のアルバイト採用を決定。アルバイトスタッフを活用することで、必要な時に多言語対応を強化できると考えたのです。

 

外国人留学生採用前の不安点


「日本語能力に不安がありましたが、すぐに解消されました」


元々外国人スタッフを雇っていたため、外国人を採用することに対しては特に不安はありませんでしたが、日本語能力には少し不安がありました。しかし、留学生はその不安を見事に払拭してくれました。

 

外国人留学生の働きぶりはどうだったか?


「期待以上の成果を発揮」


外国人留学生たちは、接客や販売業務を担当しただけでなく、武道に対する興味や積極性も見せ、わからないことがあれば自分で調べたりスタッフに質問したりして、しっかりと業務に取り組みました。


「日本人スタッフと協力して、日本人のお客様にも問題なく対応できました」


日本人に対する対応に関しても、できる部分は自分たちで対応し、どうしてもわからない部分に関しては日本人スタッフと連携することによりしっかりと対応してくれていました。

 

外国人留学生の具体的な業務内容


「接客、販売だけでなく、在庫管理やディスプレイの改善も担当」


外国人留学生は、外国人顧客対応販売に加え、在庫管理梱包発送などのバックオフィス業務も担当しました。

特に評価されたのは、店内ディスプレイに対する外国人視点での意見です。日本と外国の「常識」の違いを活かし、外国人観光客向けにさらにわかりやすく、理解しやすいディスプレイを提案してくれたことが非常に役立ちました。日本人にとっての当たり前の言葉や知識も外国人の視点からするとそうでない部分もあり、そのような日本人と外国人との差異に気づかせてくれる存在になってくれました。

 

採用後のコミュニケーション方法


「日本語と英語を使い分けてスムーズに業務進行」


シフト設定や業務指導では、留学生の日本語能力に応じて、日本語と英語を使い分けてコミュニケーションを行いました。日本語が苦手な部分は英語で補完し、業務指示やシフト調整は日本語で行いました。

 

外国人留学生を採用して良かった点


「外国人観光客にとって安心感を提供できた」


「店内に留学生がいることで、外国人のお客様は安心してお店に入ることができました」


特に、初めて日本に来た外国人観光客にとっては、言葉の壁が大きな不安要素。しかし、留学生がいることで「この店では英語が通じる」と安心し、お買い物がしやすくなったという反響がありました。店内の雰囲気として英語が使えそうと思ってもらえることで海外のお客様が入店しやすい環境を作り出せたことで外国人客の来店者増加にもつながったと思います。

 

外国人留学生が職場にもたらした変化


「多言語対応と異文化視点が大きなメリット」


留学生が持っていた異文化視点や多言語対応は、特にインバウンド観光客の対応において大きなメリットとなりました。外国人視点での意見が、新しいアプローチを生み、インバウンド対応の質が向上しました。

さらに、若い留学生が加わったことで、店舗全体の雰囲気が明るくなり、活気が出ました。

 

お客様からの評価と社内スタッフの反応


「お客様との楽しい会話が生まれ、スタッフ全体が良い雰囲気に」


留学生と外国人観光客が楽しそうに話し込んでいる場面が多く見受けられ、販売以外のプライベートな会話も自然に生まれ、顧客との距離感が縮まりました。

社内スタッフも、日本人アルバイトや社員と留学生が仲良く仕事をしている様子を見て、良いチームワークが生まれました。

 

今後の展望: 外国人留学生採用の重要性


「今後も外国人留学生を採用し、インバウンド対応を強化」


外国人観光客の増加が続く中で、今後も多言語人材の採用を継続していく予定です。インバウンド対応を強化し、ストレスなくお買い物してもらえる環境を整えることが、店舗の成長に繋がると確信しています。

 

外国人留学生の採用を検討している企業へのアドバイス


「外国人留学生は意欲的で、視点も新しい。インバウンド対策としても非常に効果的です。」


留学生は、日本での仕事に対する意欲や興味が高く、応募してくる段階で既にその業務に強い関心を持っています。また、外国人ならではの視点を活かした対応がインバウンド観光客の満足度を向上させること間違いなしです。

さらに、アルバイトとして外国人留学生を採用することで、コストを抑えながら効果的にインバウンド対策ができます。

ぜひ、WORK BRIDGEを活用して、スムーズに多言語人材を採用し、店舗のインバウンド対応を強化してみてください。

 
 

まとめ


外国人留学生の採用は、企業にとってインバウンド対応を強化する手軽で効果的な方法です。異文化視点を活かした接客や対応は、顧客満足度の向上に繋がります。WORK BRIDGEを使えば、多言語対応ができる人材を簡単に採用でき、インバウンド需要に対応する店舗作りが進められます。

 



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